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(a)鋼管無筋コンクリート(b)鋼管鉄筋コンクリートパイルキャップパイルキャップ杭頭接合部本体部鋼管コンクリート部鉄筋コンクリート部鋼管コンクリート部鉄筋コンクリート部KCTB場所打ち鋼管コンクリート杭継手部杭頭接合部鋼管鉄筋コンクリート本体部KCTB場所打ち鋼管コンクリート杭継手部鋼管コンクリート▲(一財)日本建築センター評定書 BCJ評定-FD0356-05 耐震杭協会8社は、一般財団法人 日本建築センターの評定を更新致しました。名 称 : KCTB場所打ち鋼管コンクリート杭  KCTBとは、鋼管(Koukan)、コンクリート(Concrete)、耐震(Taishin)、場所打ち(Basyouti)の頭文字です。KCTB場所打ち鋼管コンクリート杭は、JIS A 5525(鋼管ぐい)に規定される内面全長突起付き鋼管を使用しています。KCTB場所打ち鋼管コンクリート杭の評定を取得しました。(       )頭部を内面全長突起付き鋼管により補強した場所打ちコンクリート杭 鋼管コンクリート部は、鋼管無筋コンクリート(図-1(a))または、鋼管鉄筋コンクリート(図-1(b))になっています。鋼管は、鋼管内面に突起を持つ内面突起付き鋼管(以下、鋼管という)を用いています。●図-1 KCTB場所打ち鋼管コンクリート杭の構成特長❶杭頭拡大しなくても十分な必要抵抗曲げモーメントが得られる。❷杭頭拡大杭に比べ、剛性(EI)が小さいので杭に発生する曲げモーメントが小さい。❸鋼管の外径、厚さ、材質を変えることにより設計の自由度が得られる。❹せん断耐力が非常に大きい。❺靱性(変形性能)が高いので地震時の安全性が高い。❻コンクリート設計基準強度(Fc)の上限値が45N/m㎡と高く、より高い安全性と経済設計が可能。❼杭頭拡大杭に比べ建設発生土が少ない。❽拡底杭との組み合わせが可能。杭の構成KCTB場所打ち鋼管コンクリート杭の構成を図-1に示します。評定番号評定年月日BCJ評定 - FD0356-012009年6月26日BCJ評定 - FD0356-022010年4月23日BCJ評定 - FD0356-032011年2月18日BCJ評定 - FD0356-042015年3月27日BCJ評定 - FD0356-052016年2月18日13KCTB工法

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