TAIYO FOUNDATION GUIDANCE
30/36

❶エポコラムの攪拌翼は、外翼と芯翼が同一方向に回転し中翼と掘削ヘッドはそれ等と異なる方向に回転するため強制的な「練り込み」作用をもつ三次元的攪拌を行います。エポコラムは、数ある深層混合処理工法の中で、唯一、低速回転・高トルク型練り込み攪拌工法として位置付けられ、硬質地盤への対応や低変位施工・大口径施工が可能となります。大きな特徴●硬質地盤、礫・転石混在地盤施工●大口径施工●地中障害物が残存する地盤での施工●低変位施工❻外翼が攪拌翼中の土塊を抱え込み、翼外にまき出すことがありません。❺低速回転複合相対撹拌機構とスパイラルロッドとの相乗効果によって、スラリー注入による増加内圧を常に上方へ導き、排土を行うことにより、周辺地盤への変位の低減を可能とし、既設構造物に近接した施工を実現しました。❼地中残存物(既製コンクリート杭、コンクリートガラ、セメント改良地盤)の破砕攪拌と地盤改良を同一工程で行うことができます。❹回転軸の剛性が大きい。外翼の鉛直部が回転しながら削孔壁面と常時接する。 攪拌翼の外翼と内翼が相対回転を行うため求心性がよい。❸エポコラム翼の外翼と中翼は、両端部が回転軸に固定されているため、剛性が大きい。❷大口径コラムの築造ができます。特長工法の位置付け「つれ回り」「共回り」現象が防止でき、施工のバラツキが少ない施工コストの縮減と工期の短縮ができる転石、礫層の攪拌性能にすぐれている杭芯の鉛直精度保持がよいコラムのラップ部の接合が完全にできる施工の効率化と省エネルギーを図り、廃棄物の発生が抑制できる低変位型近接施工ができる深層混合処理工法羽根切り撹拌式エポコラム-Loto工法エポコラム-Pls工法大口径化(φ1,800~)硬質地盤対応地中残存物処理化低変位型(低速回転・高トルク)(高速回転・低トルク)エポコラム工法練り込み撹拌式機械撹拌式スラリー系粉体系エポコラム工法は、カゴ状の外翼・中翼・芯翼が各々異方向に交差して回転する複合相対攪拌により、スラリーと土壌とを三次元的に練り混ぜ良好な品質のコラム築造を行う地盤改良工法です。各翼の両端部が回転軸に固定された剛性の高い撹拌翼形状と高トルク性能により、従来では困難とされる硬質地盤や礫・転石混在地盤において補助工法を必要とせず、そのまま地盤改良施工が可能です。 エポコラム-Taf工法29エポコラム工法(深層混合処理工法)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 30

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です